最近では富永に脈あったかな・・林彩にだって死ぬ気で言えば・・ＳＥＸがしたいよ、あの子とあの娘と・・岩波文庫が一番纏まってるね、内容の豊富さ充実という意味でも恐らく・・岩波文庫は格別の存在であった。岩波文庫がぎっしりと収められた本棚の前に立つことがよくあった。それは古今東西の人類の知の集積であり、身を引き締められるような思いで、その背表紙を眺めていた。岩波文庫に入っている作品は、選りすぐられた世界の古典であり、岩波文庫に収録されることが、古典としての市民権の獲得であるかのごとく思えた。智恵のある者は弱っても更に智恵の力を増大する。百獣の王は飢えると速やかに象の頭を襲う。あらゆる功徳を備え大成した賢者は一人でもって世間を照らす。功徳の蔵を持った賢者は貴い格言を集める。大海は川の蔵であり川はすべてそこに流れる。雨と川は海に流れ、智恵と知識は賢者に集まる。王は財宝と臣下を集め、森は暖かくて湿った所に生える。力の有り余る者は自殺の準備をする。賢者はいつも全力を出す。すべての対象に巧みで瞑想により心を柔和にし正しい法をよく学習する人、彼はすべての功徳の畑である。一切智者、すべてを知った人、仏。すぐれた因果が完成し、真実を見る者、阿羅漢（仏教の修行段階の最高位）である。過去にもこうすれば栄えた。今もその通りである。この同じ理由からこの先も栄えるだろう。良馬は走れば分かる。金銀は溶かせば分かる。象は戦場に出れば分かる。賢者は格言を書けば分かる。
