何が何でも何としても、あの追浜古本屋店員を救って抱いてやらにゃ・・あれが苦しんでいたかと他の奴に抱かれてたかと思うと気が狂いそうだ・・また妄想野郎が。我々は固い地盤と最後の礎とを見つけ其処に無限に向ってのびてゆく塔を立てようと希望に燃える、ところが我々の土台はすべて揺らぎ、地面を裂けて深淵を開く。万物の諸部分はそれぞれお互いに或る関係或る連鎖を保っている。全体を知り部分を知る。あの16歳のような16歳以上の今である。
