お前が花開く青春の日々の絶頂にあってその破滅を用意してしまった。
漸く枠に軌跡道程も結実した。美しい実を結んだ。親から生まれ種から育ち花咲き実を結ぶ。伝説的なものと歴史的なものとの結合は完全な影響を及ぼした。それは言語の優美、叙述の透徹、特にこの歴史的知識の基礎をなす書物にはっきり刻まれている無限の世界把握において然り。神と世界に関するあらゆる観念の中に示されているそれぞれの種族の特性に関する意見、最も遠隔な地方についても注釈を行う博識は驚異を引き起こした。若いね、花盛りの森。秘められた力が駆り立て前へ押し出す。すべての感覚が戦に震え目眩眩暈の中に落ち込む。魂が感覚の隅々に至るまで新しい姿を見せる。苦悩から放恣へ、甘やかな憂愁から破滅的な激情へと移り変る我が姿を、何度となく見守り心配してくれた君。深い沈黙の海に沈む。自分の内側に閉じ籠り一つの世界を発見する。外への表現と生き生きした活動力と共に生きるよりも、再びおぼろげな感情と暗い欲求のうちに漂う。すべては官能の前をゆっくりと揺れ動いて行き、夢見つつ微笑をもって世界の中へ溶け込んで行く。静かに自己の内より自らの世界を紡ぎ出し幸福に充ち足りる。いつでも欲する時にはこの生という牢獄を去ることが出来る。天才の奔流が稀に迸り出る。無垢と真実を思い起こすと内奥の魂が炎となって燃え立つ。一番好きなのは自身の世界にもう一度出会うことのできるような作者です。夢遊病者のような足取りで、夕闇の迫ってくる周囲の世界の中で一人夢見心地で歩き回る。威風堂々！！その男らしい信頼できそうな姿によってある印象を与えた。頭の天辺から足の爪先まで最も高貴な人間性の理念と願望で一杯だった。言葉を失ってしまうほどの神々しさが漂う。若き彼の悩み、自分のエゴのすべてを何の制約もなく燃やし尽そうとする主人公の生命の輝き、自己の幻想を生きる青年の運命・・自然との幸福な合一感に酔う。自我の自然への溶解と見えるが、実は逆に、本来は限りある人間の自我を無制約に膨張させたところに生まれる美しい幻想である。我が胸を引き裂き頭を打ち割りたい。彼の内部に今すべての惨めさの源泉が隠れている、嘗てすべての至福さの源泉が其処に隠れていたように。自分は嘗ての自分で今もなおある筈なのに。溢れ出る感情のままにさ迷い歩き、その一歩一歩に楽園が開き、その胸は一つの世界全体を愛に充ちて抱き締めていたあの僕で。あの日々、今となってはその追憶が僕を苦しめるあの日々は何故あれほどの至福に充ち満ちていたのか？静かに耐えつつ神の精霊の臨在を待ち受け、一度時至って神が我が上に歓びを注げば、内なる感謝に胸を一杯にしてそれを享けたから。存在と非在との間に立って全身が震えるその時、過去からの光が稲妻のごとく暗き未来の深淵の上に走り、ひたすら自分の内へ追い込まれ自分を失い、ただ虚空を止めどなく落下し続ける憐れなる生き物が空しく浮び上がらんと力を尽してあがく時、その体内の深みにきしる声、我が神よ、何故に我を見捨てたもうや？諸々の天界を一枚の布のごとく巻き取る神にして神の子である存在にすら、その瞬間はあったというのに。お前の運命は唯一無二のものだ。ああ、あんなにも幸せだった古きよき時代よ。今や俺はもう終りだ。瞳の奥にひっそりと眠る悲しみ、今の俺はもう・・空を見上げる潤んだ眼がすべてを語っていた。昔は幸せだったのだね？もう一度ああなれるものなら！あの頃は幸せで陽気で軽やかで水の中の魚のように生きていた。魂に心和む思いと過ぎ去った日々への記憶が拡がった。陰鬱な時期の苦々しい思い出、裏切られた希望の数々、更には・・僕は部屋の中を行きつ戻りつ歩き続け、胸は迫る思いに潰れんばかり。これまで実生活の中で出会った不愉快な事柄のすべて、憤懣、裏切られた希望、心を傷付けられた屈辱の数々、そうしたことのすべてが彼の魂の内に次々と浮き上がって来ては沈んで行く。両腕を拡げ深淵に向かって立ち、下へ下へと向かう思いに息づき、歓びに我を忘れ、我が苦悩、我が悩みを濁流に投じて、我が身の渦巻く波となって泡立ち流れ行くことを願った。お前は足を大地から放し、すべての苦悩に終止符を打つ。自分自身に驚愕する。今もなお至福に酔い、あの燃えるような喜びを深い思いと共に呼び返そうとする。彼の迷い、彼の自分自身との戦いは一枚の紙片に現れています。君の上に天のあらゆるご加護がありますように！さようなら！周りは酷く静かだ。心も静けさに充ちている。私は貴方に感謝する。永遠の天空に散りばめられた星々の煌めきを今一度眺める。何とすべてが変ったことだろう！あの頃幸福なる無智の内にあって彼方の未だ知らざる世界へ憧れ、何時か其処に到れば我が胸の糧、我が胸の享びとなる事物に出会い、求め憧れやまぬ我が内奥の思いも其処でこそ充たされ鎮められるだろうと、希望に充ちて考えていた。そして今広い世界から戻ってきた・・いかに多くの裏切られた希望、いかに多くの無惨に打ち砕かれた計画と共に僕の戻ってきたことか！悲嘆に暮れつつ心優しき宵の明星を見上げれば、それは怒涛逆巻く大海へ落ちて行き、そのとき雄々詩人の魂の内にあの時代が、まだ日の光が果敢な勇士たちの冒険の行手に親しげに輝き、あの過ぎ去った時代がもう一度生あるものの如く浮び上がる。詩人の額には深い苦悩が刻まれ、この一人残された最後の勇者は、身も心も疲れ果て自らの墓へとよろめき近付いて行く。彼は果てて行った先祖たちの今は薄らいで行く影から、尚繰り返し新たな苦しみに燃え立つ喜びを見出し、その喜びに身を養い叫ぶ。漂泊人は来らん、必ずや来らん、美しき日々の我を知る漂泊人は。漂泊人は我が墓を踏み、空しくこの地上に我を探し求めん。
