世界のすべての過程を、その自己運動において、その自発的な発展において、その生き生きとした生命において認識する条件は、それらを対立物の統一として認識することである。発展は対立物の闘争である。進化発展についての二つの基本的な考え方は、増減、繰返しとしての発展と対立物の統一としての発展（統一的なものが互いに排除し合う対立物へ分裂すること、および両者の相互関係）である。自己運動、その推進力、その源泉、その原動力、外部へ移されてしまう、神、主観、等々。自己運動の源泉の認識、生動的、すべての存在の自己運動を理解する鍵を与える。それだけが飛躍、漸次性の中断、対立物への転化、古いものの消滅と新しいものの発生を理解する鍵を与える。対立物の統一（一致、同一性、均衡）は条件的、一時的、経過的、相対的である。対立物の闘争、発展、運動は絶対的である。個別的なものが一般的なものへ、偶然的なものが必然的なものへ転化すること、つまり対立しあっているものが移行しあい転換しあい繋がり合っていることを示す。現実のあらゆる取り扱い方、近づき方の無数の色合い（哲学体系は、その一つ一つの色合いから一つの全体的なものへと成長するのであるが）をもつ生き生きとした多面的な（しかも側面の数はたえず増していく）認識としての弁証法・・ここに形而上学的な唯物論と比べて計り知れぬほど豊かな内容がある。人間の認識は、円の系列すなわち螺旋へ限りなく接近していく曲線である。この曲線のどの断片、破片、小片も、独立の完全な直線に一面的に転化する。
