過去の全部の枠が今の枠であるとするなら、残し余してきた全部の力も使い切れ尽せ果たせる。大きな存在に背の高い男の人に包み込んで守ってもらえる。この人も強烈な個性の持ち主です。一瞬色を失った。一生の心の傷になりそうな倒れ方座り込み方だった。「恐怖の２８歳」が迫っている・・過去の全部の自分が枠が今の自分で枠であるとするなら、もっともっと若い筈なんだ。昔が今に返せたら、今こそまさに、その時だ。げに「人間」はやり終えた。あらゆる役を演り終えた。数字以外の半角文字を入れると文字化けするみたいですね。領域を過去にも広げ広がって来たから、積み重ね上げた軌跡道程は今にある筈なんだ。枠の軌跡道程は、過去の全部の枠は、今の枠である筈なんだ。枠も集まり合わさって来る中心に位置する、枠が中心である。あの日もあの時もあの頃もあの季節も今に！！力で持って行く来るだけだ。過去の自分も今に協力してくれる。過去の枠が今の枠にさえあれば、大逆転大打開も可能だ。16才ではこんな様になっているとは・・その16才も今である訳だ。宇宙における破壊と再生のドラマは何処までもスケールが大きい。そのもの全体の中に16歳から広がる中心核枠が有るとするなら、そのもの全体全面まで俺が広がり切れば、16才も中心核も枠になる筈だ。早熟した天才の滅び行くのを見る。冬来たりて春を待つ、風に舞う雪を花に映すも人の心・・なびく葦の心になりて風に身を任せ申した。木の葉は落尽した、寒い風が枝を吹き折った、雪が芝生を蔽い尽した・・時節が到来した。繊細美麗な処から自由なる熱情を味い更に破天荒なる不調和無形式を讃賞した。暖い春の日光に照される身のうっとり夢心地になるや否や、自分も已にそれ等不朽の詩聖の列に加られたような気になってしまう。若い中にもなお若く、美しい中にもなお美しい。夢、酔、幻、これが我等の生命である。非常に疲れた。身体も心も非常に疲れた。あわれ、過にし夢、仇なる思出、何という美しい優しい悲哀、天地はかくのごとく漠然たる夢現の世界になる。意識は既に宇宙へ飛んでいる。意外や意外、恐ろしいほどの適応力である。   
