今中心核全枠である。時世を知り自分の命（運命・義命）を知ることが君子の究極の問題、万事はここに帰着する。英雄豪傑は時と命の実際に通じているために大事をやってのける。時を知り命を知るは君子帰着の処、人間は夜になると宿に寝る。帰宿が必要である。人生で言うと、時代をよく知り、自分のそこにおけるところの命、絶対的立場を知る、運命を知ることが君子の究極の問題である。時代、自分の使命、存在の意義を認識する。英雄豪傑はそこを知っていて気合いを込めて、そのときそのときを絶対として勝負する。男は一度、ここぞというときに勝負することが大事であります。英雄豪傑の資質と聖賢の学との二つを兼ね備え大事業を成し遂げる。英雄豪傑は、悲しく愴ましい出来事の渦中にあって富貴の地位にあっても艱難辛苦にあっても持って生まれた自分の器量を楽しんで事を行う。禍転じて福となし失敗してもそれによって勝利を掴む活手段を心得ておる。英雄豪傑は、太平無事の際には退屈で困るが何か世間に悪い事でも起これば一大事をやり出す。君子は境遇に応じた自分自身が納得した生き方をする、これこそ君子の君子たる所以であると存じます。如何なる境遇に処しても晏如として自分の境遇を素直に認識する。そして自分はこうならなければならないという絶対の境地（命）に安んじる。その意は深遠であります。聖賢の様に自分の存在意義、天命を十分に発揮し実践する。
