全世界中宇宙中から何もかも全部今中心核全枠に集め集まる。
ほんとの彼は石のように古めかしく動物的に無情に美しく冷たく死んでいて、しかも前代未聞の生命に満ちた隠微なものだ。そしてこの静かな空虚、このエーテルと星空、この孤独な死が、彼の身辺を包んでいるのだ！今彼は全く自己の中に没入している、と戦慄しながら感じた。彼の言葉は甘い強い葡萄酒のように私の心の中に流れ込んだ。世界は新しい色彩の中に燃え、思想は沢山の威勢の良い泉から私の方に流れ寄った。精神と火が私の中で炎々と燃えた。生きた精神を革命を味わった。自己弾劾や戦慄や厭わしい感情も精神にとっては歓迎された。その中には感情があり炎が燃え上がり心臓が鼓動していた。思い乱れながら解放と春のようなあるものを感じた。その間に外から見れば甚だしく堕落していった。いつも襲われがちな色々な微妙な内気な内心からの気分の発作に対し、度々やって来る優しい愛の思いに対し、私は不安を抱いた。神が我々を孤独にし自分自身に立ち返らせる道は色々ある。その当時、神は私に対し上述の道を取った。それは悪夢のようだった。汚れと粘つくもの、壊れたビールのコップと毒舌に喋り明かされた夜々とを越えて、私は魔法にかけられた夢想者なる自分が、醜い不潔な道を落ち着きなく悩ましくを這って行くのを見た。無慈悲に目を光らせている番人のいる閉ざされたエデンの門を、自分と幼年時代との間に持って来る羽目になった。それは自分自身への郷愁の始まり、目覚めだった。
