16歳から全部の時期の枠の全部の枠の時空連続体としての今枠【今中心核全枠】だ。
１９８０年代までの経済政策は分かりやすかった。国内だけを見ていれば良かったからだ。国内政治は各種の利益集団の角逐と妥協で成り立っていたし利益の再配分も経済成長でそれなりに可能であった。勿論各種の外圧もあったが、それすらも内省のツールであったといってよい。しかし「冷戦体制」の崩壊とグローバリズムは一国的な民主主義と秩序の枠組みを大きく揺るがした。八〇年代までのグローバル化は外部世界を日本の側からグローバル化することを事実上意味していたとすれば、九〇年代以降のグローバル化は日本のシステムがグローバル化される過程にほかならなかった。グローバル・マーケットが各国政府の政策を判断し評価する主体の位置につき、投資の社会化といった理念に基づいて国内的合意を形成していくことを至上命令とする体制とは主客転倒のような事態が発生した。国際金融市場での評価が悪ければ民主政治であろうとなかろうと資金は流出し通貨は暴落し金融危機が発生する。20世紀の資本主義がファシズムや社会主義と対峙しながら法の支配を基軸とし自由を擁護し民主政治を推し進めてきたことは事実であろう。しかし情報のグローバル化が社会主義の崩壊を推し進める主要な梃子となったように金融をはじめとした経済のグローバル化は各国の政治体制を大きく揺さぶり始めている。国際的なテロの跳梁は「国家による暴力の独占を前提としてきたウェストファリア体制を終焉」させており、現代の国際政治はそれを与件とする。政治に携わる人々は新しい統合の基盤を見出すことの必要性を痛感している。大切なのは知力を駆使した新しい政治課題の設定だろう。世界有数の債権国であり個人金融資産が1500兆円を超える我が国の株式市場が海外投資家の動向に大きく左右されている。マネーフローから考えると貿易黒字で蓄積した我が国の資金は高い期待収益チャンスを求めて米国などの海外金融市場に流出する。その一方で海外から入って来る投資資金が我が国の株式市場の動向を決している。海外から流入する投資資金の一部は元を辿れば我が国から流れ出た資金が国内株式市場へ還流する構図なのである。国内に多額の投資資金の蓄積がありながら自国企業の株価の決定を海外の投資家に委ねなければならない。その背景には国内外投資家の株式に対するリスクの考え方の違いやバブル崩壊後の株価低迷の苦い経験、更には少子高齢化が進む我が国経済に対する懸念など様々な要因が混在している。日本企業に最も精通している国内投資家が海外に持ち出す資金の一部を国内の株式投資に向けると我が国の株式市場の様相は一変する筈だ。我が国の投資資金が世界有数の生産技術を持つ日本企業の株価を決定する。それが本来の姿だろう。それを実現するためには国内投資家は運用知識や手法をもっと勉強する必要がある。機関投資家から個人までマネーが更に高い利回りを求めてマネーに投資する。世界に溢れる資金があらゆる投資機会を求めて蠢いている。マッキンゼーによれば株式や債権など世界の金融資産残高は百四十兆ドル（二〇〇五年末）。世界の名目ＧＤＰ（国内総生産）総額の三・二倍に膨らんだ。十年前は二・二倍。しかも国境を超えてマネーが溢れ出している。クロスボーダーの資金移動は総額六兆ドルに達し、０２年の二倍に拡大した。活発な投資の結果出現したのは国際的な株式持ち合いという新たな構図だ。米国のマネーが他市場に流れて再び米国に還流する。前提条件は米市場が世界的に魅力的であり続けること。世界経済は米国の個人消費という唯一のエンジンに頼っている。この図式は今後も続くのだろうか。離陸した新興国経済の近代化はあと10年20年続く。グローバル化とIT化で世界経済はフラット化し新興国の低賃金が先進国の賃上げを抑制している。初めは製造業への影響が強かったが次第に非製造業にも影響が出ている。日本の景気は新興国への輸出で支えられている。米国でも輸出の伸びと原油価格低下に支えられて貿易収支が改善。０７年の米国景気は減速どころか上昇の勢いを増す方向にある。欧州でも流れは同じだ。労働コストが切り下がりキャッシュフローが増えた分は先ず債務返済に充て次いで設備更新に回す、という流れは何年も続く。日本の高度成長期に伸びたセクターに再びチャンスが巡ってきた。世界の成長は日本の成長のチャンスなのだ。経済回復と財政再建、福祉と経済成長、安心とチャレンジ、働くことと学び続けること、二兎を追う者は二兎をも得る。中東はアジアからモロッコまで広大で多様な領域をカバーし、その中で発生した出来事は複雑なうねりを伴って域内全体に波及する。アフガニスタンの紛争がモロッコに影響を与える。中東は開かれている。空間的、政治的、経済的に外に開かれた複雑系である。石油や移民、そして宗教というボーダーレスな要素により一見無関係とみえる外部の事件でも内部に大きな衝撃となって跳ね返ることがある。中東の複雑極まりない現実を理解しよう。中東は全体として有機的に機能している、全体の問題を包括的に把握し個別の問題解決をする。
