自分には自分に与えられた道、天与の尊い道がある。
広い時も狭い時も上り下りもある。逆境はその人に与えられた尊い試練であり、この境涯に鍛えられてきた人は誠に強靭である。古来、偉大なる人は逆境に揉まれながらも不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。逆境は尊い。順境も尊い。逆境であれ順境であれ、その与えられた境涯に謙虚の心で素直に生きることである。素直さを失ったとき逆境は卑屈を生み順境は自惚を生む。逆境順境いずれもそのときのその人に与えられた一つの運命である。素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても同じ強さと正しさと聡明さを持つ。本気になって真剣に生命をかけるほどの思いで志を立てよう。志を立てれば事はもはや半ばは達せられたといってよい。志あるところ老いも若きも道は必ず開ける。今までの様々の道程において幾度か志を立て見失い挫折したこともあった。大事なことは自らの志、自らの態度、千万人といえども我ゆかんの烈々たる勇気、実行力である。春になれば花が咲き秋になれば葉は枯れる。草も木も野菜も果物も芽を出すときには芽を出し実の生るときには実を結ぶ。枯れるべきときには枯れてゆく。自然に従った素直な態度、無心虚心、だから自然は美しく秩序正しい。時節外れに花が咲けば狂い咲きという。時には花を眺め野草を手に取って静かに自然の理を案じ己の身の処し方を考える。春が来て花が咲いて初夏が来て若葉が萌えて野山はまさに華麗な装い、様々の花が咲き草木が萌え鳥が舞う。とりどりなればこその華麗さ、これが自然の装いである。無限の豊かさ妙味を感じる。人生は真剣勝負、どんな小さな事にでも生命をかけて真剣にやる。真剣勝負で日々に臨む。様々の起伏の中に様々の人生が織り込まれて一筋の歩みの跡がついてゆく。若葉の峠に新しい意欲を覚える。与えられている生命を最大に生かす。自分の周囲にある物、いる人、これすべて我が心の反映、我が心の鏡である。すべての物が我が心を映し、すべての人が我が心に繋がっている。先ず自分の目から梁を取り除けよ。視野を広く。人事を尽くして天命を待つ。人として為しうる限りの力を尽くして静かに起こってくる事態を待つ。我が力を越えたこと、心静かにその事態を迎える。その中からまた次の新しい道が開けてくる。この宇宙に存在するものは、すべて刻々に動いている。万物流転、一瞬一瞬にその姿を変えつつある。日に新たな生成発展、この宇宙の大原理である。人間もまたこの大原理の中に生かされている。刻々に移り変わって新たな姿が生み出されてくる。そこにまた人間社会の生成発展がある。古人は「君子は日に三転す」と教えた。一日に三度も考えが変わる、即ちそれだけ新たなものを見出し生み出しているからこそ、これこそ君子なりというわけである。一転二転は進歩の姿、更に日に三転よし四転よし、それにこそ生成発展があると観ずるのも一つの見方である。砂漠に見出す清らかな泉は旅行く人の喜びであり憩いであり励ましである。荒涼たる山野に毅然として咲き誇る一輪の花は旅人への慰めとなり励ましである。完全無欠を望むのは人間の一つの理想でもあり願いでもある。それぞれの適性の中で本領を生かし互いに与え与えられつつ大きな調和の中に美と豊かさを生み出している。精一杯その本領を生かすことを心がければ大きな調和のもとに自他共の幸福が生み出されてくる。素直な理解があれば自ずから謙虚な気持ちも生まれてくるし人を許す心も生まれてくる。互いに足らざるを補い合うという協力の姿も生まれてくる。繁栄の原理は極めて素直である。先例に大人しく従うのもいいが先例を破る新しい方法を工夫することの方が大切である。無から有を生み出す程の創造、僅かな工夫の累積が大きな繁栄を生み出す。昨日から今日へ今日から明日へ、私たちは日々新たな世界に生きている。真の自由を求める生き生きとした心、一瞬の新たな発見、今日一日の着実な成長が、そこに必ず刻まれていく。水のように流れる心、深く地に沁み通る力、明日の幸福が自ずから秩序ある姿で実現される。暗黒をも光明に変える力強い働きが生まれる。心配またよし、心配や憂いは新しくものを考え出す一つの転機、正々堂々とこれと取り組み力を知恵を絞る。そこから必ず新しいものが生み出さ新しい道が開けてくる。人の世の味わいは限りもなく深い。時それは人間の力を超えた大自然の力、桜は静かにその春を待つ、大自然の恵みを心から信じきった姿、悪い時が過ぎれば良い時は必ず来る。おしなべて事を成す人は必ず時の来るのを静かに待つ。静かに春を待つ桜は不断に力を蓄えている。蓄えられた力で時が来て事は成就する。大自然の恵みを心から信じ時の来るを信じて着々と我が力を蓄える。時期は必ず来る。静かに時を待つ人に自然の理は暖かい光を注ぐ。次々と困難に直面し右か左か不安な岐路に立ちつつも、あらゆる力を傾け生命をかけてそれを切り抜けてゆく。そこにこそ人間として一番充実した張りのある生活がある。人間の心は孫悟空の如意棒のように伸縮自在、その自在な心で困難な時にこそ自らの夢を開拓するという力強い道を歩みたい。仕事は一刻一瞬が勝負、情勢は世界の動きと共に今や刻々と変わりつつある。勝負する大勇気をもって仕事にあたり真の繁栄が生まれる。長い伝統に培われた日本人本来の高い精神と今日まで蓄えてきた自立力とを今こそ新たな時代に相応しい新たな姿で政治や経済、教育や文化に正しく甦らせたい。日本を生き生きとした民主主義の国に世界により大きな幸せを齎すために。絶対の確信をもって力強く歩むべし、本当は手探り人生でも誠に慎ましやか、謙虚に歩む。人生は坦々たる大道を行くが如し、嶺あり谷あり起伏の連続、坦々たる大道として与えられているこの人生を嶺あり谷ありと観じている。何時の日か真実が見極められる。今はただ懸命に我が道を歩む。懸命な思いこそ兎も角も我が道を照らす大事な灯なのである。
経営の変革や組織構造の変革、そして人生における人間の学習活動を巡る理論と実践、仕事と現代社会の将来へと展開してきている。経営も仕事も何十年やっても不思議なもの、底なしに深く限りなく広い。幾らでも考え方がやり方がある。次々と新しく変わり進歩してゆく。仕事に一心不乱、後生大事な仕事に全身全霊を打ち込んで精進する。自然その人の持てる知恵は最上の形で働き仕事の上に生きてくる、成功はそこから生まれる。仕事に没入し一心不乱、後生大事に打ち込む。己を知る省みる。神や仏ほどの知恵？９９％まで大自然から与えられ恵みを受けている人間の身体、心、宇宙の広大さ神秘さが直接そのまま人間の身体に再現されている。自らの与えられた人生を歩む。人間としての美しさを磨き上げるために心を高めたい。
